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中国の情報統制事情
中国共産党、インターネット封鎖に60億人民元:大紀元時報
中国共産党がインターネットを検閲するため、少なくとも人民元60億(日本円約780億円)を投じた。この人権侵害や弾圧を維持するためのシステムはいわゆる”金盾プロジェクト”と呼ばれ、このシステムで中国共産党当局は、人権活動家や民主運動者を監視、追跡することができ、人々の言論自由と知的権利を著しく侵害し、さらにプライバシーまで侵害した。
黄氏の発言によると、中国共産党がインターネット監視システムを操作するため、大量の警察やネット警察を動員。また数十万のネット警察で中国国内のネットを検閲し、自分にとって都合の悪いネットを弾圧し、いろんな情報をフィルターして封鎖している。国家安全部がさらに、今後中国のインターネット利用者が国外の無料メールの使用禁止、さらに中国国外の検索エンジンすべてを封鎖すると言い出した。国家安全部にも3万名のスタッフがネット監視を専任とし、その主な任務はインターネットに流れている情報の内容の監視とホームページの封鎖である。

記事元の「大紀元時報」という新聞社は、アメリカに本拠地を置く亡命中国人によって運営されており、背後には法輪功(中国で迫害されている宗教団体)がいると言われてます。世界の各国語で毎日90万部の新聞を発行、ネット上では日米中韓仏独のそれぞれの言語サイトを持つかなり巨大組織、日々中国の内情を暴露しています。中国に対し、明確な現体制の打倒を意図する政治的集団であると思われますので、批判記事だらけです。
よってこの記事を読むときは、その辺の事情を差し引いて3割引きくらいで読むといいかもしれない(笑 日本語がちょっとおかしいのはたぶん機械翻訳通してるんじゃないかと思います。

検閲手口の詳細も(長いので抜粋)。
中国のネット検閲 その“手口”:東京新聞
非接続率をその他の微妙な政治問題で見てみると、「法輪功」は44%、「法輪大法」で73%に上った。「チベット」は9%だが、「ダライ・ラマ」になると54%に跳ね上がる。なぜか「台湾」(8%)「台湾独立」(25%)には寛容だ。
何を接続妨害するかで、かえって中国当局の関心度を「裸」にしているともいえる。妨害は、中国のネットワークの「幹」の部分でも「枝」の部分でも行われている。
同様に検閲体制を敷く他国の場合は、検閲で閲覧できなくしたことを利用者に明らかにするが、中国の場合「タイムアウト」「エラー」など技術的問題を装い、それが検閲による規制だとは利用者には分からないようにしてある。

「中国では二〇〇〇年に、ネットなどを規制する基本的な法律ができた。やってはいけないこととして、国家の安全と社会の安定、共産主義社会の秩序を乱すことが項目として含まれている。その基本法をもとに、規制の細則、罰則が決まっている。例えば、中国内でもヤフー(検索エンジン)が運営されているが、『国の安全を脅かす』『党批判』と政府が判断したサイトは、排除しなければ運営ができない」


もうちょっと詳しいのも。(長いので引用しません)
巧妙な中国政府のネット検閲、米の調査で明らかに

中国に言論の自由がないのは周知の事実です。世界の常識です。
連日の反日デモ煽動で話題になっている中国の掲示板サイト(日本でいうYahoo掲示板や2ちゃんねるみたいなものでしょうか)等では、「管理人」は政府の職員でネットを常時何千人もが監視していて、「有害情報」は即削除されます。ここでいう「有害」とは、グロ画像だとかエロ画像だとかいうのではないですよ。共産党政府にとっておもしろくないという意味です。興味ある方は一度書き込んでみましょう。日本人が日本から書き込んだ場合は消されるだけで身に危険は及びません。ちなみに中国人が中国からやると、個人割り出されて逮捕されます。反政府的発言は命がけということです。(日本人が中国から、だとどうなるんだろう。ご存知の方教えてください。)

中国国内では、YahooやGoogleなどの検索サイトも、例えば「革命」「天安門」「民主化」などといった共産党政府に都合が悪いサイトは、検索しても引っかからないようにされています。中国の一般人は政府が認めた情報しか得ることが出来ないのです。

日本とは天と地ほど政情が違う国です。沿岸部のなんちゃって資本主義による経済発展に騙されてはいけません。「個人崇拝」ではないというだけで、言論の自由度は北朝鮮と大差ないと考えてよいでしょう。

逆に政府にとって都合のいいように情報が捏造・歪曲されることも日常茶飯事です。
例えば、昨日の外相会談内容について、中国国営の新華社は
”李肇星外相が、「日中関係の改善と発展には、正確な日本の歴史認識が必要だ」と指摘したのに対し、町村外相が、日本の中国侵略に関し、「中国人民に大きな傷を与えたことへの心痛」や「深い反省とおわび」を表明”し、”李外相が「日本にある中国公館や在日本中国人の安全確保」を強く求めた”と報じています。町村外相が中国各地での反日デモに抗議し、謝罪と補償を求めたことは、一切触れていません。
国内向けに、中国側は強い態度で抗議し、日本に陳謝させた、という図式をアピールしているわけです。

最新技術や人手をかけて監視・規制をがんばってる中国政府ですが、やはりネットの特性上、いろいろと抜け道もあるようで、検閲をすり抜けるツールも出回っているとか。これは中国に限ったことではありませんが、ネットの普及によって言論統制(そこまで行かなくても世論操作なども)が難しくなってきている=政府がやりにくくなってきているのは間違いないと思います。
何度も述べてますが、現在中国は深刻な国内問題をいくつも抱えているし、連日の反日暴動も頭痛のタネでしょう。共産党独裁体制に歪みが生じてきているんだろうな、と思います。
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by freya-rose | 2005-04-18 17:18 | 中国関連
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